エルネアに冬がやってきた。
仲良しの結婚式にも招待されたり。
炎獄で探索したり。
シオンは忙しい日々を送っていた。
探索に励む理由。
それは来年度のエルネア杯のため。
気づけばシオンはウォーリアキングにもなっていた。
デスブリンガーの称号も貰った。
ウェポンマイスターにもなった。
204年の冬はとくに変わった事もなく平凡な毎日だった。
平凡な日々。
それが1番幸せなのかも知れない。
1年を振り返ってみると。
娘が産まれ近衛騎士隊長になった以外はとくに普段と変わらない日々だった。
しかし、間違いなくシオンはこう答える。
今年もいい1年だったと。