年の瀬
冬になると今年も終わりなのだと実感させられる。
朝食後にアリサを誘ってみた。
行き先は水源の滝。
シオンとして恐らく最初で最後のお出かけ。
ようやくアリサと遊びに行く事が出来た。
家族サービスが良かったのだろうか?
そしてシオンとして最後の麦の種蒔き。
そういえば妹マルガリータにようやく恋人が出来た。
恋人はこの人。
無理矢理仲良くなり、炎獄にマルガリータと一緒に放り込んだ彼。
仲人が成功して良かった。
28日はジンジャーの結婚式だ。
これがジンジャーと食べる最後の朝食。
ジンジャーの招待客は家族で埋まっている。
おめでとう!
これで家族欄からジンジャーの名前が消えて寂しくなるけれど。
それ以上に幸せになって欲しい。
今年は本当に色々あった。
だけど。
やはり今年もいい年だった。
トーナメント優勝
朝から子供に仮面をねだられるシオン。
この後に2回も言われたので。
アリサに仮面を渡した。
少しは家族サービス出来ているだろうか?
ロウェーナーに関しては。
よくデートに誘われるので問題はなさそうだ。
今日は星の日という事で話題はその事で持ちきり。
ワフ虫とは蛍のような虫なのだろうか?
青く光り空中を漂うワフ虫は確かに幻想的だ。
朝2刻のお祈りを済ませた後、深い森に行こうとしたら仲良しや兄ジャンに話しかけられ交流するシオン。
思えばシオンとして星の日を過ごすのは今年が最後かも知れない。
勿論、お菓子も忘れずに。
近衛騎士トーナメント準決勝の日。
シオンは勝利をおさめ。
アレクシスもまた勝ち進んでいた。
そしていよいよ決勝戦。
再び親子対決だ。
シオンはお守りをわざと使わなかった。
しかし、ビーストセイバーではジェダイドの防御力を突破する事は出来ずに。
結果、今年もシオンが優勝した。
選抜トーナメントの方は。
エレアノールという女性が優勝。
今年は欠員が出たために来年はこの4人が新たに近衛騎兵として仲間に加わる。
そして。
兄ジャンの娘、姪っ子ジュリエンヌに勝利を祝福される。
彼女はいつの間にか1歳になっていた。ジュリエンヌとはあまり交流がなかった為に知らなかった。
これからは兄ジャンの家族のチェックも怠らないようにしよう。
家族サービス
15日。
試合が終わったシオンは今日が結婚記念日だということに気がついた。
思えばいつも探索ばかりで仲良しや家族との交流が最近は少くなっている。
ロウェーナーよりもバグウェルと過ごす時間の方が長い。
アリサやアリスにも父親らしい事をしていなかった。
まずはロウェーナーとデートだ。
こちらから誘うつもりだったのに逆に誘われてしまった。
しかし、娘達はシオンを避けているのか何度誘っても断られる。
これではいかんと。
ご飯をあげたり。
夜にお迎えに行ったり。
ミルクをあげたり。
甲斐甲斐しく娘の世話をするシオン。
これで何とか父親としてアピール出来ればいいのだが。
そして。
もう1つ家族の事で問題があった。
それは妹マルガリータにまだ恋人がいない事。
授業をしても気になるのはマルガリータの事ばかり。
実はマルガリータの本命は恋人持ちだ。
そしてマルガリータを本命とする男性は
この人。
毎朝必ずマルガリータの家にいる。
彼には頑張ってもらいたい。
そんな気持ちから。
速攻で仲良くなり。
3人で炎獄へ。
シオンは1層で帰り、後は若いもの同士で無理矢理一緒に探索させた。
これを3日ほど繰り返し今は様子見だ。
マルガリータが他の者と付き合っても別に構わない。
マルガリータの同年代で恋人がいないのは彼女だけだ。
このままだと売れ残りそうで怖い。
さよなら初代ロクサーヌ
9日、今日はシオンの誕生日だ。そしてアレクシスとロクサーヌの誕生日でもある。
朝食の後はバグウェルの森へ。
狙いは勿論スキルだ。
同日、昼には仲良しの結婚式。
夕刻には選抜トーナメントの審判があった。
しかし、夜は。
初代ロクサーヌがガノスへと旅立った。
誕生日に亡くなるなんて切ない。
帰り道、ロクサーヌの死を悲しむ人で溢れていた。
少なくともロクサーヌの死を悲しむ者が家族以外にいて良かったと思う。
そして翌日。
アリサの誕生日を祝った後は。
ロクサーヌの葬儀があった。
思えばロクサーヌと最後にかわした言葉は。
練習試合に誘われたのが最後だった。
もっと話しかければよかった。
ロクサーヌはいつもシオンに何かを差し入れてくれていた。
ロクサーヌは今頃、デフロットとガノスで仲良く過ごしているだろうか。
悲しみを打ち払うかのように、シオンは葬儀の後にバグウェルの森にこもった。
お母さん、ガノスでの暮らしはどうですか?
デフロット陛下に会えましたか?
いつか私がガノスへ旅立つその日まで。
お元気で。
第2子誕生
春。5日。
麦の収穫の日。
近衛騎士トーナメント開催日。そして第2子が産まれる日。
トーナメントの1回戦目はシオンの余裕の勝利。
夜になるといよいよ子供が産まれる。
女の子だった。名前はアリス。デフォルト名はアイシスだった。
ロウェーナーの腕の中で微笑むアリス。何とも可愛らしい。
しかし、今回も天賦の才持ちは産まれず。
ロウェーナーで分かっているのはエナの因子持ちだということ。
もう1つは不明だ。
シオンはアカデとエナの因子持ち。
だから運が良ければエナのほほえみ持ちが産まれるはず。
3日後の収穫祭。
朝2刻の豊穣の祈りに。
昼1刻にはサガモアの結婚式。
相手はシオンが帰化を勧めたイッポリートだ。
今年の釣り大会もシオンが優勝。
そして。
アリサはエナの子だけではなくサリアの花にもなりたいらしい。
新しい年
エルネアに新しい年がやってきた。
新年だからかシオンにも早々とツキが回っていた。
まずは☆5の武器を手に入れ、
バグウェルの森に入れば
連続でこれらをバグウェルがプレゼントしてくれた。
また義妹のジンジャーに。
恋人が出来た。
マルガリータは未だにフリーだけれど。
しかし、良い事は続かないものである。
就任式が終わった後に母ロクサーヌから出た言葉。
それはあまりにもショックな一言だった。
もう長くはない。
ロクサーヌはまだ20歳だ。
今年で21にはなるが、21といえばまだまだ現役の年齢だ。
母親の早すぎる死に
ロウェーナーからの報告もシオンは素直に喜べずにいた。
ロクサーヌに残された時間はあとどのくらいなのだろうか。
その瞬間が来るまでシオンが出来る事は母親と積極的に交流を持つ事くらいだ。
出来るだけ話しかけよう。
採取や探索に誘おう。
その時が来るまで。
シオンの悩み
最近、シオンはとある事で悩んでいた。
それは娘アリサの婿候補に関してだ。
候補者は6人。
いずれも顔だけで選んだ男の子達。
それに加え妹マルガリータも義妹のジンジャーもまだ恋人はいない。
仲良しの幼なじみサガモアもまだ恋人はいなかった。
なのでマルガリータかジンジャーか。
どちらかをサガモアと仲人しようかとも考えた。
しかし。
サガモアにはいつの間にか既に恋人が出来ていた。
調べてみると恋人は旅人。
悩んだ結果、シオンは彼女に帰化を勧めた。
その帰り道、
酒場にてシオンはギブルを換金した。
オッズが低かったために大した金額にもならなかったが当たりは当たりだ。
自分自身に掛けるなど何ともこそばゆい気もするが改めてエルネア杯を優勝したのだと実感した。